第11回 植物園セミナーのご案内 '07.09.08(土)

染野豊さんとともに、浅間山を歩く
 染野先生の丁寧な解説で、毎回ご好評をいただいている植物園セミナーも11回目になりました。

 今回は少し趣向を変えて、植物園ではなく、都内の山をトレッキングしながら、木や草花の名前を教えていただきます。

 でも、「山」とはいっても、今回ご案内していただく浅間山(せんげんやま)は標高79.69メートル。場所も東京都府中市にあります。

 ですから、山登りや長く歩くのが苦手という方もご心配はいりません。植物園を歩くよりもかえって楽だと思います。整備された遊歩道は歩きやすく、自然の土の道はかえって、足にもやさしいことでしょう。
めずらしい植物だけでなく、日頃のよく目にする草花の正確な名前やその名前の由来、原産地、その植物を好む昆虫のことまで。さまざまなことを関連づけてのお話には、いつも感心させられ、メモを取らずにはいられません。
ニッコウキズゲの仲間「ムサシノキスゲ」は5月のこの山にしか咲かない花。浅間山はそんな貴重な場所でもあります。
 多摩霊園に隣接するなだらかな丘ともいえる浅間山ですが、気持ちのよい雑木林で覆われた山には、府中市名木100選であるイヌシデやイヌザクラなどの巨木もあります。この時期にはまたクヌギ、コナラの雑木林の下に、秋の野草や木々の実が見え始めているかもしれません。

 いつものように、目にすることのできるさまざまな植物のお話を聞きながら、やさしい低山をゆっくりと歩いてみませんか?

 もちろん、お勉強のあとは恒例のお食事会です。みなさんとの楽しい時間を楽しみにしていますので、ぜひ、いらしてくださいませ。
浅間山は、堂山、中山、前山の3つの峰からなり、最高峰の堂山頂上に浅間神社(御祭神は木花開耶姫命)があります。
コナラの雑木林のなかの遊歩道を歩きながら、ゆっくり深呼吸するだけでも気持ちよさそう。英気を養えること間違いなしですね。
シロヨメナはこのころに見られる花。山道の側で見られるキク科シオン属の多年草です。
ノコンギクはヨメナによく似た花。この2つの違いを染野先生から教えていただきましょう!
●日  時  9月8日(土曜日) 午後2時 集合   
集合場所  多磨霊園正門前 ここには管理事務所とトイレがあります。
       
集合場所へは、JR中央線「武蔵境」で西武多摩川線に乗り換え、
        2つ目の「多磨」駅で下車。そこから西側へ徒歩5分です。

参 加 費   ¥2,000 (今後の通信費や染野さんの謝礼等に当てます)
●お食事会の場所  燈庵 吉祥寺』 吉祥寺駅北口徒歩5分  
           武蔵野市吉祥寺本町2-16-17 ウエストサードアレイB1

         tel.03-5244-2139
時     間   午後5時45分より2時間くらい
会     費   お食事代は割り勘(染野さんを除く)で精算します。
★お申込みの必要はありません。当日、集合場所に直接いらしてください。
★ただし、雨天の場合には、翌週9月15日(土)に順延いたします。その場合、当日の朝9時にこの下の箇所と、ホームページのトップページに掲載します。
主 催 世界の巨樹を見に行く会
幹 事 吉田繁 yoshida@xa.netyou.jp
蟹江節子 skanie@dream.com
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