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世界の巨樹を見に行く会の2008年第1回目の海外ツアーが無事終了しました。
参加者は総勢16名。全員で、標高3000mを超える高地から雲霧林、マングローブ林、熱帯雨林、熱帯乾燥林など、さまざまな森と、とてもたくさんの種類の迫力ある巨樹を訪ねることができました。
加えて、ナマケモノやホエザル、可憐なハチドリに青く輝くモルフォ蝶、矢毒ガエル、葉切りアリ、ペリカン、バシリスク、コンゴウインコ等々……、見られるかもしれないと思っていた動植物はすべて見ることができました。

世界一美しい鳥・ケツァールも何度も見ることができ、頭の上をつがいが飛んでいったときは感激で涙が出てしまいましたぁ。
コスタリカは想像以上に魅力的な国でした。ご参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました。
※あんまりよかったので来年の同時期に再ツアー決定です!! 今回行けなかった方は来年ぜひご一緒しましょう。
コスタリカで見た花々
地元の小さな小学校も訪問しました。後列の両端が先生で前列が子どもたち。撮影してくださった写真家の吉田繁さんを含めた16名とコスタリカ政府公認のナチュラリストガイド下村さん(後列左から2番め)とともに、中身の濃〜い充実した旅をしてきました。
野鳥は本当にたくさん見ることができました。巨樹と森さえ体験できればと思っていましたが、全長40cm、尾1mというケツァールはやはり圧巻。見るたびに心が震えました。つぶらな瞳がかわいいでしょう!!
色鮮やかなハチドリもかわいかった〜。
今回のツアーでは本当にたくさんの巨樹を見ました。
見た巨樹全部が異なる種類で知らなかった学名ばかり。
そのうえすべてが迫力の大きさ。
2004年からは毎年『並外れた木』1本を選んで表彰もしているコスタリカは、まさに“隠された巨樹王国”でした。
貸し切り状態のボートとセスナ機にも乗りました。目的地はコスタリカでも秘境といわれている憧れの地「コルコバード国立公園」です。
移動はこの28人乗りのバスでした。標高3,000mを越える場所や、ガタガタの未舗装の急坂もなんのその。セクシーなおヒゲで姿勢のとってもいいダンディなドライバー・ビクトルさんが運転してくれました。

もちろん、今回のツアーでもいっぱい乾杯しましたよ。ツアーでは私、いつも乾杯カメラマンになっちゃいますからね。「かんぱ〜い」が一緒にできないのはちょっと寂しいけれど、みなさんの笑顔を見るのはとってもうれしいんですもの……。
1月10日16時30分、デルタ航空DL56便に乗って成田空港を出発。アトランタ空港までおよそ12時間のフライトのあと、同日18時45分にアトランタ空港でコスタリカの首都サンホセ行きに乗り換え、約4時間。

空港に21時45分に到着後、お迎えのバスに乗ってやってきたのが、ここ、グランホテル・コスタリカ。国の文化遺産にも指定されている由緒正しきホテルで、アンティークと絵画、そして、昔のホテルの写真が飾られたクラシックなホテルです。
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上は木に着生していたアナナスというパイナップルの仲間。花の季節を迎えたコスタリカではこのほかにもたくさんのきれいな花を見ることができました。名前や学名は2ページ以降でご紹介します。
向かいは国立劇場です。ライトアップがロマンティックでしょう。
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