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小学校から再びモンテベルデへと戻ってきました。今度は樹冠部を見るため、スカイウォークを歩きます。
下村さんの友人の植物学者の方も来てくれたので、より詳しくコスタリカの植物について説明していただきました。
コスタリカにはなんと12,000種の植物があるそう。驚きです!!
樹高50mクラスの木のてっぺんを見ることなんてなかなかないですよね。
植物が生み出してる酸素がたくさん吸えるせいなのか、見晴らしがいいせいなのか、なんとも気持ちがよかったです。
この日はサンホセに戻る日。途中で、コスタリカの伝統的な工芸品カレータをつくっている民芸村サルチに寄りました。
移動中、コスタリカ産のきれいな花を見つけると、すぐに下村さんが名前を教えてくれます。「撮りたいなぁ」「見たいなぁ」と思っていると、バスを停めてくれるのでうれしかったです。
黄色のきれいな花がぶら下がるように咲いていたのはナンバンサイカチ。英名はゴールデンシャワー(Cassia fistula)です。

こんなに長い、おもしろい実がなります。
ポロの花が一面に広がる山を発見。オレンジ色に染まる風景は私たち日本人にはめずらしいもの。みんなでちょっとお花見しました。
いろいろな木や花の名前を教えてもらいながら、サルチ村に到着です。
カレータとは牛車のこと。コスタリカでは昔、カラフルに塗装されたこういう牛車が使われていました。いまは使われなくなりましたが、小さな家具やお土産品として売られ、伝統の技が継承されています。

サルチ村には、実際に以前使われていた牛車(写真A、B)が展示されているだけでなく、カレッタを売るおみやげやさん(写真C)や工房(写真D)がありました。
A
B
C
D
おみやげやさんにあった材木の見本。カレータ用の材なのでしょうか。それにしても種類豊富です
大野画伯はアルコールを飲まないぶん健啖家です。テーブルの下で残りものを待っているワンちゃんは「くれないよな」と悲しそう。
おみやげやさんの隣にあるレストランでランチです。今回のツアーは全部お食事付きでしたが、団体ツアーと同じように飲みものは別でした。

でも、ここでは飲み物も込み。ビールも込みでした。

もう、森を歩かないし、サンホセに帰るだけですし、そのうえ“込み”だし……。ということで、本日は昼間っからビール。

いやぁ、おいしかったです♥
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