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ボートを下りて、15分ほど四駆に乗ってやって来たのは、小さなドレイクベイ空港。18人乗りのかわいらしい飛行機に乗って、サンホセ空港へと向かいます。
貸し切り状態の機内からはクジラ海洋国立公園など、きれいな風景がたくさん見えて遊覧飛行みたい。40分の楽しいフライトでサンホセ空港に到着です。
サンホセ空港からは再び、ビクトルさんの運転する専用バスに乗って、サラピキへと向かいました。

途中、飛行機の上からサンホセの街をオレンジ色に染めていたポロ(Poro)の木を発見。早速、撮影です。学名はErythrina poeppigiana。地元では火炎木と呼ばれています。
広大な原始林が広がるブラウリオ・カリージョ国立公園の眺めを車窓から楽しみながら2時間。到着したのはサラピキにあるセルバ・ベルデ・ロッジ。カリブ海性熱帯雨林のなかに回廊で結ばれたお部屋が点在しています。サラピキはガイドブックにも載っていない穴場で、哺乳類、爬虫類、両生類、鳥類の種類が多く、とくにバードウォッチャーには見逃せない場所。森のなかにいるみたいで静かでくつろげるホテルにはきれいな花もたくさん咲いていました。私たちはここでカラフルな矢毒カエルや水上を走るバシリスクを見ました。。右は「昨日、今日、明日」という英名の花(学名/Brunfelsia grandiflora)
ホテルにチェックインしてランチのあと、午後はサラピキの森のトレッキングです。サラピキの熱帯雨林にはきれいな川や滝もあります。じんわりと気持ちのいい汗をかきながら、ゆっくり歩いていると、まずはホエザルを見つけました。
トレッキングの目的地はこのトンカ豆の巨樹。
2007年に、並外れた木(Premio al Arbol Excepcional)として表彰された巨樹です。
●幹周り13m ●学名/Dipteryx panamensis ●現地名 アルメンドロ(Almendro)
熱帯雨林で樹齢600年という木はとてもめずらしく、貴重な巨樹だそうです。
これがトンカ豆。ヒワコンゴウインコの好物で、芳香があるので、チョコレートやお酒、タバコなどの香りづけに使われています。
傾斜地に立っているので、裏側は急傾斜。それにも負けず、塀内さんがいつものように幹周りを測ってくれました。
大野画伯もいつものように絵を描きます。私たち女性陣は巨樹の前でおしゃべり中。こういう時間がまた楽しかったぁ。
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今回、ツアー初参加の女性のみなさん。自然が大好きという方ばかりで、どこでもいつも楽しそう。楽しむのがとてもお上手なので、おかげで私もとっても楽しめました。本当にお世話になりました。どうも、ありがとうございました〜♥
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