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Quick Time Movie 葉切りアリの行列  
海岸からロッジに向かう坂道の手すり代わりのロープの上を、せっせと毎日葉っぱを運んでいてかわいかったです!
途中で川を渡ったり、めずらしい植物を見たり、森を歩くだけでみなさんとっても楽しそうでした。「植物や木を見ているだけで、これだけ楽しそうなグループもめずらしいですよ」と下村さんにも言われました。
熱帯雨林の森には板根が張った木や、日本で観葉植物として売られている植物の巨大化したのが木に巻き付いたりしていて、ジャングル探検しているみたいです。この森で何度もモルフォ蝶を見ました。優雅にヒラヒラと飛ぶ姿は夢のようでした。
コスタリカ産の変わった植物や木に出合うたびに、植物に詳しい下村さんがいろいろと説明してくれます。ですから、黙々とトレッキングをするというより、たびたび止まりながら森を散歩しているみたい。
私たちも変わった木を見つけるたびにレンジャーさんと下村さんに質問しました。どんな樹種でどんな学名なのか、そして、どんな花が咲き、どんな葉で実なのか、染野さんはとくにしっかりチェックです。
大きくて変わった実を発見。右のサガリバナ科の木の実で、下のように割れます。何かの容器みたいですね
レンジャーさんに実を持ってもらって、みんなで不思議な実を撮影しました。
ホテルを出発。ここから1時間半、森をトレッキングしながら、巨樹へと向かいます。

傾斜のきついところもありましたが、みなさんには日本からストックを用意していっていただいたので、坂道もなんのそのでした。

杖があると、歩くのが本当に楽でしたね。
ついに巨樹までたどり着きました。今回のツアーで、どうしてもみなさんに見せたかった木です。どうです? すごいでしょう。目にした途端、みなさん、感激してくださったので、私もとってもうれしかったです(色々としつこく調べてよかったぁと思いました)。
●現地名/Frijolon
(学名/Dussia tessmannii、和名/マメ科)
その葉と実です。樹高も高いので、葉はテレスコープでのぞいた画像です。
西表島も真っ青の板根ですよね。ツアー計画当初はコルコバードは遠いし、10日間くらいのツアーではここにはとても行けないといわれましたが、この巨樹をどうしても見てもらいたくて……。無理をしてもコルコバードをコースに入れて本当によかったです。
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