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7日めは3本の巨樹を見たあと、標高の低かった熱帯乾燥林から1,500mにある熱帯雲霧林・モンテベルデ自然保護区までバスで1時間半。最後は未舗装の急な道を登ってエルボスケ・ロッジへ。緑に囲まれたこのホテルに7、8晩めと2泊しました。
エルボスケ・ロッジには下村さんおすすめのイタリアンレストランがあります。
夜はここでおいしいパスタとピザ、ワインをいただきました。
下村さんと長澤さん、染野さんはここで夜遅くまで、コスタリカの植物や木の勉強をしていましたよ。
お勉強のお供はアルコールでしたけど……。さすが、植物好きは違います。
朝食後、モンテベルデの森へやって来ました。熱帯雲霧林なので雲や霧が発生しやすく、木はコケ、シダ、着生植物に覆われていました。
夕方から早朝にかけては風が強く、かなり寒くなりますが、日が昇るとだんだん温かくなってきました。歩いていると、ハチドリが姿を現しました。
木の上にケツァールがいました。ツアー2、3日めに十分見たのですが、それでも見つけるとどうしても飛び去るまで見続けてしまうほど魅力的な鳥です。
モンテベルデにも巨樹がありました。大きな木はないと聞いていたので、絵を描く道具を置いてきてしまった大野画伯はちょっぴり残念そう……。
巨大なタロイモのような葉 
ケツァールの好物リトルアボカド Ocotea tenera
木にはサルオガゼのようなコケが下がっていました
小さな黄色ランの花はMaxillaria inaudita
キキョウ科 Centropogon solanifolius
ノボタンの仲間。花はとても小さくて白
ホコリはたきみたい。竹の一種?
名前はわかりませんが、実の青い色がきれいでした
5cmほどの花はDrymonia rubra
Billia colombiana
可憐なベゴニアの一種
Razisea spicata
Cavendishia bracteata
木に着生していた植物の葉
モンテベルデ自然保護区で見た植物
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