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ホテルからバスで15分ほど、タバコン温泉リゾートへとやって来ました。時刻は15時半。熱帯雨林のなかにある巨大温泉は流れる川全部が温泉という極めつけの天然温泉です。
とにかく広くて、全部入るのはたいへん。適温42℃の温泉には滝になった打たせ湯も数カ所あって、体がふにゃふにゃになるくらい快適です。

天然ですから川底のドロも天然。それを塗ると肌がツヤツヤになりました。

いやぁ、水着を着ていてもやっぱり温泉は最高に気持ちいい!!

巨樹もあるし、動物もたくさん見れるし、食事もおいしいし、温泉まである「コスタリカばんざ〜い♥」です。
1時間半ほど温泉を楽しんだあとは、アレナル火山の溶岩が流れる様子を見に行きました。暗くなると、赤い溶岩が流れるのがよく見えます。そして、再び、タバコンに戻って、レストランで「かんぱ〜い」です。ビールが最高においしかったで〜す。ちなみにここのバイキングには食べる価値ありのお寿司もありましたよ。
たっぷり休養した翌朝は7時半にホテルを出発。アレナル火山とアレナル湖の美しい景色を眺めながら、バスに揺られて1時間。
ドイツ人オーナーが営むB&B「ラ・セイバ」へとやって来ました。
門からは10分ほどの坂道。やさしいオーナーさんがクルマで迎えに来てくれて、私たちをB&Bのあるところまで乗せていってくれました。
湖の見える高台に、おしゃれで見晴らしのいいB&Bがありました。広い敷地内には白馬もいて、野鳥もたくさんいます。「住んでみたい」って思うほど素敵です。
こちらはさらに高台にあるオーナーさんの自宅です。また、いつものようにトイレをお借りするついでにお宅拝見。こちらはもっと素敵でしたよ。
ご自宅の横にあるアートスタジオです。どうやらご主人はドイツのお金持ちみたい。カナダにもお家があるそうで、メイドさんがお掃除中でした。
ご自宅からB&Bへと下りてくるところで見えたのが、この巨樹。じつは、私たちがここへ来たのはこの巨樹に会うためでした。
グァテマラの国樹セイバ(Ceiba)。2006年の並外れた木です。
●幹周り24.5m ●樹高57m ●樹齢500〜600年
幹周りも樹高もありますが、その枝張りがすごい。人がとっても小さく見えます。並外れた木は枝張りのりっぱさで選ばれるのだそうです。
●学名/Ceiba pentandra ●和名/キワタ科カポック
根元でこの太さですからすごい大きさです。着生植物もたくさん着いていて、きれいなランの花も咲くそうです。後列右から4人めがオーナーさんです。
Quick Time Movie セイバについて
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下村さんがセイバの巨樹のデータなどを語ってくれています。また、みなさんがB&Bの横で、セイバを眺めている様子も見られますよ。
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